沖縄の悲願、夏の甲子園での全国制覇。
2010年に興南が春夏連覇という素晴らしい形で成し遂げました。
その以前に、全国制覇に最も近づいたのは、紛れも無くあの夏でした。
1990年そして1991年。
2年連続での準優勝。
90年は天理との行き詰まる投手戦の末、0:1で敗戦
91年は大阪桐蔭との白熱する乱打戦の末、8:13で敗戦
2年連続で甲子園を熱くしてくれた沖縄水産の選手たち、
いまでも鮮烈に記憶に残る沖縄旋風でした。
このような激闘を繰り広げ、強さを全国に知らしめた沖縄水産でしたが、これ以降は勢いを失い、沖縄の盟主の座を新興の沖縄尚学、興南へと明け渡していき、甲子園に出てくることも少なくなりました。
1990年
天理 000100000=1
沖縄水産 000000000=0
一点を争う手に汗握る投手戦。惜しくも沖縄の夢は一歩届きませんでした。
当時の詳しいデータはこちらから
第72回 全国高等学校野球選手権大会
(リンク:高校野球データベース)
1991年
沖縄水産 015100100=8
大阪桐蔭 20206201☓=13
前年とはうって変わって点の取り合いとなった乱打戦となりました。今では全国屈指の強豪校となった大阪桐蔭の初優勝で幕を閉じました。
当時の詳しいデータはこちらから
第73回 全国高等学校野球選手権大会
(リンク:高校野球データベース)
それもみな、良き熱戦の記憶。
いやほんとに、高校野球っていいですね。
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