平成最初の王座を争ったのはともに決勝初進出の2校、東東京の帝京と宮城の仙台育英。
両チームには絶対的なエースが存在。帝京の吉岡と仙台育英の大越。ともにその後にプロへと進む。
両エースの投げ合いとなる試合は9回までゼロ行進。これ以上無い息詰まる投手戦。
点が入ったのは10回表帝京の攻撃、一死二、三塁で3番打者のタイムリーヒットが飛び出す。
みちのくの豪腕大越投手を崩した。
その裏をしっかり無得点に抑えた吉岡がエース対決を制し、帝京に初優勝をもたらした。
優勝旗が白河の関を超えることは出来なかった。